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伝心

出来事だったり、お返事だったり
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*2009.07.15 (Wed)... 一護誕生日記念ぷち小説
7月15日は一護の誕生日だ。
プレゼントは何にしようかと考え始めたのが1ヵ月前で、それからずっと一護の行動を見続けた。そうすれば一護の欲しい物がわかると思ったからだ。実際に「しーでぃー」とかいう物が欲しいといっていたのを耳にしたが、それは一週間ほど前に一護が自分で買ってきてしまった。
だから私は考えた。一護は何が好きで、何が欲しいのか。
考えて、考えて。
出した答えが「コレ」だ。

自室でベッドにうつ伏せで寝転がり、雑誌を開いている一護を見つけ、私は特別声もかけずにその広い背中の上に同じくうつ伏せに寝転がる。
背中に顔をつけ、息を吸い、肺の中を一護のにおいで満たすと、まるで猫のように頬をこすりつけた。
当然この行動を疑問に思ったのは一護で、首だけで振り返り「何してんだ?お前は」と問いかけてきた。
私は顔だけを上げて、一護と目を合わせ、自信満々に答える。
「貴様への誕生日プレゼントだ」
「はぁ?これのどこが?」どのあたりにプレゼントとしての要素があるのか説明してみろと、抗議の意味をこめて体を軽く左右に揺らした。
「この一週間、貴様に何をあげようかずっと悩んでいたのだが、なかなか良いものが見つからなくてな」
気づいたら今日になっていたと、一護の背中の上で、ひとり苦笑した。
「そして私なりに考えた結果[一護に甘えてみよう]ということになった!」
「どこをどうしたらそういう考えに行き当たんだよ」どう考えても俺の方が損してるじゃねぇか…と愚痴をこぼす一護に、莫迦者!っと、額を背中にこすりつけた。
「考えても見ろ。普段は甘えたりしてこなくて、むしろ甘やかされることを嫌う私が貴様に甘えているのだぞ!すばらしく貴重で、最高の贈り物ではないか!」
「どんな理由だよ。それ」
「なんだ?不満か?」
それならおりるぞと重心を右にずらす私の質問に答える代わりに、一護は読みかけの雑誌を放り出し、体を大きく左に倒すと、私の体をベッドの上に転がり落とした。
そして自身も左を向くと、私の左腕を引き寄せた。


「んじゃ、まぁせっかくだし。盛大に甘えてもらうとするか」
「まかせろ」


そういって、一護のにおいが一番濃くするその場所へ、ルキアは飛び込み全身で黒崎一護を感じる。


一護
うまれてきてくれて、ありがとう。


FIN

●コメント●
全部携帯から打ち込んだので、変な文があるかもしれん(無駄に時間かかったわい)
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